おはようございます! 英国の首相は毎週1回、エリザベス女王の元を訪れて各種の報告を行います。王室のウェブサイトによると、女王は「あらゆる問題に関し政治的な中立を維持している」が、必要に応じて首相に「助言や警告」を与えることが可能。1990年にメージャー首相(当時)が面会した頃には、女王は「現代政治についての歩く百科事典」となっていたと、ある作家は指摘しています。今年で在位70年。英国では2日から4日間にわたって祝賀行事が行われます。現在の英国、世界、そして戦争は女王(96)の目にはどう映っているのでしょうか。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 米ISM製造業総合景況指数は5月に56.1と、前月(55.4)から上昇。市場予想は54.5への低下だった。新規受注と生産の伸びが加速し、基調的な需要がなお底堅いことを示唆した。4月の米求人件数は過去最高だった前月からは減少したものの1140万件と、なお高水準にとどまり、労働需要が依然強いことが示された。前月分も1185万5000件(速報値1154万9000件)に上方修正された。 米地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米経済が金利上昇やインフレといった向かい風に直面する中、一部地域でここ数週間に成長が減速した。ベージュブックには「4地区は、前回の調査期間以降に成長ペースが減速したと明確に指摘した」と記述された。今回のベージュブックは12地区連銀が5月23日までに集めた情報を基に、フィラデルフィア連銀がまとめた。 米セントルイス連銀のブラード総裁は、インフレ引き下げのため金融政策当局は積極的な利上げを行うべきだと主張した。その上で長期的には、現在計画している利上げの一部を巻き戻すことになるとの見通しを示した。また、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、インフレ率が金融当局の目標である2%に向かって減速傾向を示し始めるまで、金融政策を引き締めるべきだとの見解を示した。 中国は国有の政策銀行に対し、インフラ計画向けに8000億元(約15兆5700億円)の与信枠を設けるよう指示した。新型コロナウイルス対策に伴うロックダウン(都市封鎖)で打撃を受けた経済を刺激すべく、同国は建設事業に力を入れる。李克強首相が主宰した国務院常務会議で発表された与信枠は、今年のインフラ計画で必要な資金のかなりの部分を支えるとみられる。 クレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は、ロシアが債務支払いに関する条件に違反したと判断した。数十億ドル規模のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)に関して保険の支払いが発生する可能性がある。支払われなかった利息はそれほど大規模ではないものの、この不履行により販売されたロシアのCDS全てが対象となり、最大32億ドル(約4170億円)相当のCDSに関して支払いが発生する見通しだ。最終的な決済額は入札で決まる可能性が高い。 シェリル・サンドバーグ氏、メタのCOO退任へ-14年間在籍 EV革命が減速危機、電池材料不足で車両価格高騰-トヨタ幹部が警告 |
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