マーケットで話題になったニュースをお届けします。一日を始めるにあたって押さえておきたい5本はこちら。 任天堂は家庭用ゲーム機「スイッチ」の後継機「スイッチ2」の詳細を4月2日に発表すると明らかにした。発売は2025年を予定しており、4月から順次ニューヨークやパリ、千葉県内などで体験会を開く予定。スイッチ2には、ゲーム業界に再び活気を取り戻す起爆剤になることが期待されている。サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、ロビン・チュー氏は、初年度2000万台以上販売するだろうと述べた。スイッチや、ソニーグループの「プレイステーション5」を上回るスピードだ。 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、今後も良好なインフレデータが続いた場合は2025年前半に追加利下げが実施される可能性があるとの見解を示した。米経済専門局CNBCで「こうした数字が続けば、今年前半に利下げが実施され得ると考えるのが妥当だろう」とし、3月利下げの可能性も完全には排除しないと付け加えた。中立金利に関する当局者の予想中央値は、今後発表されるデータ次第で年内に3-4回の利下げが可能なことを示唆しているとも述べた。 スコット・ベッセント次期米財務長官候補は上院財政委員会の指名承認公聴会に臨み、2017年の大型減税が延長されなければ、経済危機に直面すると警告した。また「金融政策の決定に関して、米連邦公開市場委員会(FOMC)は独立しているべきだ」と述べ、自身やトランプ氏が金融当局の独立性を損なう恐れがあるとの懸念を払拭しようと努めた。日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡っては、対米外国投資委員会(CFIUS)に差し戻されたら審査する考えを示した。 楽天グループの三木谷浩史社長(59)は国内での円建て社債発行に意欲を示した。足元では資本市場での資金調達は海外市場に集中しているが、国内投資家の信頼回復の兆しから調達手段の多様化は可能だとみている。ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、最近の既発債の利回り低下について、投資家が楽天Gに「非常に大きな信頼を寄せていることを意味する」と説明し、国内での起債に自信を見せた。 モルガン・スタンレーの2024年10-12月(第4四半期)は、トレーディング収入がアナリスト予測を上回った。米選挙や経済データに関連したボラティリティーの高まりが追い風になった。株式トレーディング収入は51%増となり、通年では過去最高を記録した。富裕層向け事業では、収入は予想を上回ったものの、新規純資産は予想に届かなかった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)の利益はアナリスト予想を上回った。投資銀行業務の手数料収入が3年ぶりの高水準となり、純金利収入も予想以上だった。 エコノミストの7割超が追加利上げ予想、来週の日銀会合-サーベイ トランプ次期政権、ロシアに和平促す制裁戦略を準備-イランも圧迫へ 韓国の裁判所、尹大統領の申し立てを棄却-逮捕の適否判断巡り (1) |
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