おはようございます! 野心と権力欲。少年時代には「世界の王」になりたい、と話していたそうです。ボリス・ジョンソン氏がついに英首相辞任を表明しました。ロックダウン中の首相官邸でのパーティーなど数々のスキャンダルにより、失笑では済まないほど政治不信や党内の反発が強まっていた結果と言えます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 英国のジョンソン首相が7日、国民向けの演説で辞任を表明した。不祥事が続き、閣僚や与党・保守党内の離反が相次ぐ中で3年にわたった波乱の政権に幕を下ろした。ジョンソン氏は新党首選出のスケジュールを来週発表すると述べ、新党首が決まるまでは首相職にとどまる意向を示した。関係者によると、10月までは暫定首相の地位にとどまりたい意向だが、それだけの長期にわたり同氏の首相職継続を保守党が認めるかは定かではない。 中国財政省は地方政府に対して7-12月(下期)に1兆5000億元(約30兆円)相当の特別債発行を許可することを検討している。景気てこ入れを目指しインフラ投資を加速させる。公に話す権限がないとして匿名を条件に述べた関係者によると、債券発行は来年の発行枠から前倒しされる。このような前倒しは前例がなく、中央政府が景気への懸念を深めていることがうかがわれる。調達資金の大半は、従来の景気対策同様にインフラ投資に使われる見通しで、ここ数週間に発表された合計1兆1000億元規模のインフラ拡充策に上乗せされる。 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で2会合連続となる75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを支持する考えを示した。また9月会合では「恐らく」50bpの利上げを支持すると語った。「インフレは経済活動に負担を強いる」とし、リセッション懸念は「行き過ぎだ」とも述べた。 ロシアが天然ガスの供給を恒久的に停止する場合、ドイツは厳格な債務制限を順守する計画を棚上げする見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ドイツは一時停止していた債務上限規定を来年復活させる方針を示してきた。ドイツはロシア産ガスへの依存度が高く、供給が完全に止まれば、リーマン・ブラザーズ破綻による金融危機と新型コロナウイルスの大流行が同時に発生したのに匹敵する衝撃に見舞われるだろうと連立政権内では理解されているという。 ソフトバンクグループを世界最大のテクノロジー投資会社に進化させた立役者の1人であるラジーブ・ミスラ氏が、同社での主要な職務を離れる。同氏はソフトバンクG創業者である孫正義社長の最側近の1人。ミスラ氏は、1000億ドル規模のビジョン・ファンド1号で幹部の役割は維持するものの、他の職務からは退くと、事情に詳しい関係者が述べた。ミスラ氏は最近、東京で孫氏と話し、自身の事業を立ち上げるために職務を離れる計画を伝えたという。 ジョンソン首相後継レースは最右翼不在、候補者乱立か-有力は8人 ロンバー・オディエのファンド、半分以上が現金-全方位でリスク増大 中国版「グリーン生活」、半年間のごみは500グラム-ある店主の日常 |
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